後縦靱帯骨化症

後縦靱帯骨化症の注意点

後縦靱帯骨化症とは、後縦靱帯と呼ばれる脊髄の腹側にある靭帯が分厚くなって骨化する病気です。後縦靱帯骨化症という病気は、欧米人よりも日本人がかかりやすい病気だと言われているため注意が必要です。後縦靱帯骨化症にかかってしまう原因は解明されておらず、この病気にかかっていても症状が感じられないことがあります。後縦靱帯骨化症の症状としては、主に両腕や両足などにしびれが感じられます。このために、単なる転倒から突然四肢麻痺などにかかってしまうことがあるため注意する必要があります。検査方法にはX線撮影や脊髄造影、CTスキャンやMRIなどがあり、後縦靱帯骨化症の早期発見がおすすめです。この病気の進行度合いは個人差があります。

治療方法に関する豆知識

後縦靱帯骨化症の治療はいくつかの方法があります。基本的には手術などの外科的な治療はあまり行われず、保守的療法が多く適用されています。保守的療法には頸椎牽引療法や頸部カラー固定、頸部のマッサージなどが挙げられます。しかしながらこれらの理学的療法を行うことでさらに症状がひどくなってしまうこともあるため、様子を見ながら治療を進める必要があります。また主な症状がしびれであるときには、ビタミンBが処方されることがあります。さらに症状がひどくなり日常生活にも支障をきたしてしまうような場合には、手術が行われます。長期間にわたり神経症状が確認できているにもかかわらずそのままにしていれば、たとえ手術を行っても回復が困難となることがあります。